2017年11月4日(土)、『させぼ文化マンス』の一環で、アルカスSASEBOにて漫画家の古泉智浩先生を講師としてお迎えして夜の読書会主催の漫画教室を行いました。
10時、15時からのそれぞれ3時間の二部入れ替え制、どちらも子どもから大人まで多くの方に参加を頂きました。

講師の古泉智浩先生は漫画家としてのご活躍はもちろん、東京で漫画教室の講師も行なわれており、教室からは商業誌デビュー、作品がアニメ化された方など多くのプロ漫画家を輩出されています。

4コマのうち、最初の一部だけ漫画が描かれた課題の続きを描く『つづきを考えよう!』では、各15分の課題をできるだけ多くこなす、古泉先生曰く”スパルタ式漫画教室”。
頭を使うので、手を動かすだけでも結構疲れます。

描かれた漫画をスクリーンに映して古泉先生による講評。笑いもおこる賑やかな雰囲気でした。

最後の課題は古泉先生式のエッセイ漫画の書き方を習い、4コマすべてオリジナルの漫画。佐世保の好きなところ、佐世保の美味しい食べ物、佐世保のお祭りをテーマに思い思いのエッセイ漫画を書いていもらいました。
参加者の方の漫画で、古泉先生にも佐世保のいいところをたくさん知っていただくことができました。

新潟に在住で、漫画の執筆活動を中心に、子育てエッセイ本の執筆、ラジオへの出演や自主映画の制作など各方面で活躍されている古泉先生による漫画教室。
漫画家を目指す方が、終了後に古泉智浩に声をかける場面もありました。これからの佐世保市の文化を担う方々にとって、いつかまた思い出す、意義のある時間になったのではないかと思います。
佐世保文化マンスの漫画教室は小学校低学年のお子様と同伴のお父さんお母さんも一緒に受講していただいて、かつてないファミリーの雰囲気でした。まだ字が下手で読めないくらいなのに懸命に取り組んで課題の四コマ漫画を描いてくれている様子に泣きそうでしたよ。
— 古泉智浩 (@koizumi69) 2017年11月5日